こんにちは
にしむらです
「真面目」という言葉に傷ついてしまうことはありませんか?
今回のお話は、「真面目」と人から言われて傷ついたことがある、反応してしまう。という方に向けてのお話です。
『真面目』とは
1.本気であること。うそや冗談でないこと。
2.まごころをこめること。誠実なこと。
「真面目」と言う言葉には、ネガティブを意味は持ちません。
しかし私自身が、「真面目だね」と言われることに対して、いつもネガティブに反応していました。どこか否定されているような…あそび心がないと思われているような…「堅くて、つまらない人間」と言われているように感じていたのです。
ここまで考えてしまうのは、異常と言われても、繊細で傷つきやすので、過剰に反応してしまっていました…
繊細さんは、深く考えるのが好き
もし、私と同じように感じている繊細な方は、元々深く考えることや、哲学好きな方が多いと思います。アートや、自然なども大好きなのではないでしょうか?
しかし、そう言った考える姿を「真面目」とからかわれたり、共感されなかったりで、どこか傷ついた感覚になったことはありませんか?
違った価値観の方からすると、息苦しく見えることがあるのかもしれませんが、決してそんなことはありません。
ただ、「真面目」という言葉に反応しているのは確かなのです。
では、どうして反応してしまうのでしょうか?
それは…
「どこかで自分の真面目さを嫌っている」からなんです。
「あの人の様に軽やかに生きたい」
「いつも明るく楽天的で行動的になりたい」
「深く考えずに生きていきたい」
そんな思いがあるかもしれません。
しかし、真面目だと言われ傷つかない様にと、表面的に軽くて明るいタイプを装っても、心のバランスが崩れてしまい、自分らしさが分からなくなることもあるんです。
「真面目」は最高のほめ言葉
先ほどもお伝えしましたが「真面目」は決して悪いことではありません。
むしろ最高のほめ言葉です。
物事に真剣に取り組む誠意、集中力の高さ、洞察力は優れた才能です。
しかし、あなた自身が「真面目」な自分を変えたいと思っている、そんな息苦しさを感じているなら、心には相当な負担がかかっていると思います。
白か黒かハッキリしないと気が済まなくて、疲れてしまう。という場合は、心の中では「柔軟さが欲しい」と思われているかもしれません。
「正しいか間違いか」「0か100か」「白か黒か」
いつも正解を探して、納得しないと進めないため、考えてばかりかもしれません。
その考えている姿が周囲からは深刻に見え、「真面目」と映ることもあるのかもしれません。
ここで、おすすめな考え方が、「真面目さを楽しみながら、柔軟に生きる」ことです。
ポイントは、真面目さを消そうとしないと言うことです。
自分をゆるめる柔軟思考
それでは、具体的に、柔軟思考になるための方法をお伝えします。
それは「中間(グレー)の自分を許し、受け入れること」です。
「成功と失敗の間」「0と100の間」「正しいと間違いの間」
はじめは、受け入れられないかもしれません。
ハッキリしないことに モヤモヤするかもしれません。
そんな時は、「すぐに答えを出さなくていい」とご自分を許可してあげて下さい。
時には「グレーな感じもいいね」
「曖昧なままでも、いつかきっと何か答えが出るよね」と、急ぐ気持ち、深刻になる気持ちを、すこーし緩めてみて下さいね。
「真面目になっちゃいけない」と、思ってしまっても構いません。
「そんな自分がいるのも当たり前だよね」と、そこも受け入れてみて下さいね。
真面目な自分を受け入れた上で、
「グレーを楽しむことに真面目になっている」
と変換できれば、気持ちが楽になりませんか?
真面目なことと、深刻に悩むこととは違います。
自分にはどんな真面目さがあるのか?そこも含め、まずはとことん楽しんでみる気持ちでいいのです。
「真面目」とは、まごころをこめること。誠実なこと。
自分を大切にしたいと、まごころを込めているだけなのです。
とても素敵なことです。
「中間で曖昧な自分を許してみた」
「真面目な自分も受け入れた」
それでも、真面目さが苦しい時にはぜひお話を聞かせて下さいね。
お試しの体験カウンセリングでお待ちしております。