子供を愛しているのに…イライラを繰り返して、苦しさを感じていませんか?

こんにちは
にしむらです

さっそくですが、あなたは「子供を愛しているのに子育てが苦しい…」そんな悩みはありませんか?イライラを繰り返し、苦しい自己嫌悪に陥っていませんか?

イライラや自己嫌悪は、子育て中のママにとって、切り離せない日常的な課題の一つですよね。とっても苦しい中での育児を、必死に頑張られている証でもあると思います。

子供との時間は幸せでもありますが、実際に子育てをしてみると、こんなにも上手くいかないものなのかと、その時間がずっと続くような苦しい時間を味わいました。(育児ノイローゼだった当時の心境です)


心配なのは、イライラすることで ママだけでなく、子供も一緒に追い込まれてしまうことではないでしょうか?

イライラと自己嫌悪を繰り返す理由を、心理的な視点でひも解いていくと、ママたちの心の限界を超えてしまっている事実にたどり着きます。

特に昭和時代に育ったママたちは、子供時代の集団生活でたくさんのルールを強いられてきました。

・比較や否定に傷ついたり
・成果を出せないとダメ出しされたり
・親が望む期待に応えることに必死だったり

協調性を大事にしていた時代ですから、周りに合わせることも、比較されることも当たり前でした。承認されたり、否定されたり、一喜一憂しながら生きてきたことと思います。

実はショックだったことも、平気なふりをしたりして「みんなも頑張っているんだから、私も頑張る」と、無理に自分を奮い立たせ、乗り越えてきたのではないでしょうか?

その時に学んだ教訓は、いつの間にか忘れていたようで、実は大人になったママたちの心に、深くひそんでいます。

・ありのままの姿を受け入れてもらえない感じがしていた
・家庭内でも緊張していて、安心してくつろぐことが出来なかった
・期待に応えられない時の無関心な親の態度に悲しくなっていた

自分の心の中に違和感がありながらも、突き進むしかなかったのです。学校でも家庭でも、心の仕組みを教えてくれる時間などは、なかったと思います。

賢く生き抜くためには、
・成績だけは下げないようにしよう
・親を悲しませないようにしよう
・家でも学校でも、ちゃんとしていよう

こんな気持ち、あなたにはありませんでしたか?

これは、自分で作った世の中を生きるためのルールのようなもので、世間一般でも共通していた目標でもあったように思います。

刷り込まれた、頑張り屋さん気質は大人になっても変わることはなく、より強固になっていく場合がほとんどです。

自動化された思考によって、ママたちは自分のキャパを超えても、子供のために頑張って育児を続けるスイッチを無意識に入れてしまいます。苦しい子供時代を乗り越えられたパワーがある分、自分に対しても厳しいルールを持っていることがほとんどなのですが、それに気が付けないのが現実です。

育児というのは、本来1人では出来ないほどのエネルギーのかかる仕事なのです。ですから、育児をしているママたちが、キャパオーバーに陥ったり、イライラしてしまうのは当然のことなのです。

それでも、心を休めることなく無理を続けてしまうのは、「周りもそうしているからやらないと」と思う無意識の気持ちに突き動かされているからなんです。

どんなママだって子供を愛している。子育ても自分も楽しみたいと思っている

子育ては、努力や根性だけでは うまく行かない事ばかりが起きるのですよね。

本当は、ママ自身の努力不足でもなんでもなく、十分に頑張っていらっしゃいます。

ですが、頑張り屋さんのママ達は、自分の力不足や失敗のように感じてしまったりするのです。

自分を責めても上手くいかない⇨ 変わらなきゃ⇨イライラとして爆発させてしまう⇨ 怒りをコントロール出来ない自分に自己嫌悪みんなも頑張ってる⇨もっと頑張らなきゃ
このような負のサイクルが起きています。

あなたは、「母である私が我慢すればいい」と思ったりしていませんか?

ママたちが本当にしたいことはイライラではなく、子育てを楽しんで笑顔でいたい。それだけなのですよね。

どんなママだって、「子供を愛している」ことに変わりはないのです。

かつての私は、不安やストレスに蓋をしたまま、限界を超えても助けを素直に求めず、結果として怒りの感情を夫にぶつけ、同じ苦しみを強要していたモラハラな妻でした。


そして子供にも感情をぶつけ、「私が小さかった時はこんな風にしていた」などと言って、私の事情を理解してもらおうと、意見を押し付ける毒親でした。

限界を超えたイライラと自己嫌悪を繰り返すことの怖さを痛感した1人です。

子育ては子供との喜びに満ちた素晴らしい経験でもあり、同時に非常にストレスフルなものでもあります。

今回は、イライラを繰り返す理由についてお伝えしました。

自分らしい等身大の子育てを楽しむために必要なことは、


・自分の力で日々のストレスを解放できるようになること
・助けてと言える自分になること
・心の悪循環から抜け出す方法を知ること
・自分の心を自分で癒せるようになること
とお伝えしたいです。

「気づく力」がとっても重要となります。

あなたの心を救うためには、1人で模索するのはあまりにも過酷です。ご自分に合ったカウンセラーと共に、安心安全の空間で心の中を見つめることが最短であり、効果的であると思っています。

一番に目を向け、大切にしたいのは、頑張っているママの心の中なのです。

気づきと癒しは、ママと子供たちが人生を軽やかに生きるための大切な鍵となっています。

適切な心のケアと、心の仕組みを知ることができれば、あなたも、繰り返すイライラから自分の力で脱出できます。

頑張っている自分を丸ごと抱きしめてあげること、自分自身を愛することができるようになれば、苦しいの闘いからも解放され、自分にも子育てにも自信を取り戻すことができます。

自分の心を大切にすると決めるタイミングは、あなた次第。いつでも大丈夫です。

本日のお話が何かの気づきになれば嬉しいです。