このモヤモヤは、アダルトチルドレン?38のチェックリスト

こんにちは
にしむらです

今回のお話は、私が長年気がつくことのできなかった、アダルトチルドレンについてのお話です。日本人の8割がアダルトチルドレンと言われる中、まだまだ広く認知されていません。

そして、それにより、生きづらさを手放せずに苦しんでいる方が多くいらっしゃいます。


私自身、学校、職場、ママ友関係、子育てにおいても、「自分の性格が歪んでいる、自分はダメな人間だ。」と、約30年間 自分を責め続けてきた1人です。

ここにたどり着いたあなたは、生きづらさの原因を探されているのかも知れませんし、もしくは、ご自分がアダルトチルドレンに該当してると、薄々気づいてらっしゃるのかも知れませんね。

「アダルトチルドレン」とは、発達障害、精神疾患など、決して障害や病気といった問題ではなく、子ども時代に、過酷な状態の家庭(機能不全家庭)を生き抜くために、その過程で身に付けた「性格上の癖」「心理的な特徴」「考え方の習慣」のようなものです。

また、機能不全家族だけでなく、過保護過干渉によるストレス、家庭内不和、家庭内で飛び交う暴言などに 心を痛めていた場合にも、アダルトチルドレン傾向が強くなります。

38個のチェックリスト

アダルトチルドレンの特徴的な悩みを書き出しました。
項目が多いので、ぜひゆっくりと考えてみてくださいね。

□MUST思考=「○○しなきゃ!」「○○すべき!」を多く感じる

□「白か黒か」「いいか悪いか」で考えがちで、曖昧なグレーゾーンでは落ち着かない

□心配しすぎと周りに言われることがある

□相手が無愛想だと、どこかバカにされたと感じて、怒りがカッと湧きあがることがある

□相手が無愛想だと、自分が悪いような気がして落ち込むことがある

□どうせ自分なんてと、自信がなく、自分には価値が無いと感じやすい

□小さなことを一つ注意されただけで、自分は嫌われた!と、心が動揺し罪悪感を感じてしまう

□自分はつまらない人間だから…きっと自分は好かれない…と感じてしまう

□相手に否定されたり、からかわれたり、馬鹿にされることを恐れている

□嫌われ見放されるのが怖い…見捨てられないか怖い…強い焦りと不安を感じやすい

□傷つきたくないけど、1人ぼっちになりたくない!寂しいのはもうたくさんだ!と強い焦りと不安を感じる

□人の態度や言葉や顔色をすごく勘ぐって様子を伺っててしまう

□理想が高いと思うし、周りからも言われる

□自分の気持ちがよくわからない&言えない

休日が楽しめなかったり、休日でもどこか落ち着かない

□自分が嫌い、自分を消したい、全てをリセットしたいと感じることがある

□自分がわからない、自分が自分じゃないように感じる

□自分に対しても周りの人に対しても、どうにも疑いが止まらないときがある

□アルコール、買い物、ギャンブル、ゲーム、薬等に依存してしまう

□疲れていても休めない、お仕事や家事を限界まで頑張ってしまう

□会社やご近所、保護者同士の集まりなど、集団が苦手だと感じる

□気がつくといつも暴力的な人と恋人関係になっていたり依存的な恋愛を繰り返している

□恋人やパートナーに選ぶ相手は「この人は自分が何とかしてあげなきゃ!」と感じる相手が多い

□最後までやりきらないと安心できない、完ぺき主義な気がする

□トラブルが起きると、ゆっくりと考えてから行動するというより、慌てて反応、対処してしまう


□友人や恋人・夫婦など、対等でOKなはずの関係でも、なぜか自分が劣っているような引け目を感じてしまい、いつも上下の関係になってしまう

□「いい子」「できる人」でいるために誰かに褒めてもらおう!認めてもらう!と頑張ってきた、又は今も頑張り続けている

□進学や就職や結婚相手など、自分の希望より周囲にどう思われるか?を優先してしまう

□人がいくら褒めてくれても安心できない、嬉しいのに褒められることに抵抗がある

□いろいろなことを環境や社会、他人のせいにしてしまうようなクセを感じる

□逆に、どんなことも自分のせいだと感じて常に自分を責めてしまうようなクセを感じる

□今でもときどき思い出す、いじめや不登校の苦しい記憶がある

□何をやるにも、どうせ意味がないと無気力に感じ行動に移せないクセがある

□無理です…嫌です…わかりません…できません、助けてください…が言えない

□他人の言動に敏感にオーバーに反応してしまうことがある

□気がつくと自分のことより周りのことを優先してしまっている

□大きな音がとても怖かったり、ひそひそ話がとても嫌に感じる

□胸のうちでは気持ちを感じているのだけれど、いざ言葉で話そうとするとよくわからなくなってしまう

あなたは、当てはまりましたか?

いかがでしたか?
もし、10個以上該当していれば、アダルトチルドレンの傾向は強いと言えます。

かつての私は全て当てはまっていました。



全てとは言わずとも、一つでも当てはまっていれば、何らかの生きづらさを感じていることには、変わりはないと思います。

長い間、自分を支えながら頑張ってこられましたね。

私は、自分がアダルトチルドレンに該当していると分かった時、とても衝撃を受け、同時になぜ今まで気が付かなかったのだろうと、驚くほどでした。

複雑な気持ちをどうしたら…

自分がアダルトチルドレンだとして…

あなたは、どんな気持ちになっていますか?

悲しい気持ちになっていますか?育った環境に対して、残念な気持ちになっていますか?

先にお伝えしたい大切なことは「決してあなたの弱さではありません」ということです。

育ちの中で強い思考癖と、マイルールを作っただけなのです。それは、生きていくために。

そして、家族も何らかの事情で、そうなるしかなかったのかも知れないということです。

親御さんを責めるのは心苦しいと思う方もいると思います。

私もその1人でした。



憎しみを抱きたくなく、過去を振り返るのもつらかったと、思われているかも知れません。

新しい自分ルールを作るチャンス

その上で、お伝えしたいのは、「自分にはそんな部分があるんだ」「強い思考のくせがあるんだ」「だから生きづらかったんだ」と、気がついて頂きたいということです。

幼い頃の記憶は、今は、忘れているかも知れませんが、実は、心の奥底に自分を縛るルールとして残っています。そのルールが、あなたらしさを制限している可能性があるのです。

ここまで自分を守ってきてくれた、誰か基準のルールを持っていることに気がついたなら、次は、自分ルールを作り変えるチャンスです。

世の中の流れが変わるように、雲が流れていくように、生きていくルールは、いつだって見直していいのです。

「自分がアダルトチルドレンだと知った」

「自分ルールに気づいて見直してみた」

それでも生きづらい
疲れ果てた…
味方が欲しい

そんな時は、私を思い出してくださいね。

これまでのこと、ネガティブな話でも、カウンセラーは、引いたりジャッジしたりしません。そのまま吐き出すことで、感情は小さくしぼんで行きます。

これからを変える きっかけになれば嬉しいです。

アダルトチルドレンの生きづらさを手放すための カウンセリングを行なっています。